Yamato Report

2011年1月レポート

1月9日（日）新春恒例奈良公演

新春恒例！和太鼓倭奈良公演！無事に終了致しました～！
お忙しいところご来場下さったみなさま、ありがとうございました。
満員御礼、大盛況の客席。袖で待機する私達は毎年の事ながら緊張していました。
今回の奈良公演のプログラムはこの２年間やり続けて来た「祭」というタイトル。やりなれている演目とはいえ、奈良公演というのは、私たちにとっては特別な公演ですから尚更の緊張感です。世界中で年間何百回も公演してきても、奈良公演が始まる前はいつも心臓がバクバク・・・。それでもコンサートが始まると、やっぱり奈良ならではです。観客の皆さんの暖かい視線に一瞬で身体がほぐれていきました。
１年間、世界中を旅していろんなところでコンサートをしていますが、この奈良公演でみなさんから頂くパワーが一番大きい。
そしてそのエネルギーを持ってまた世界へ！
小川も公演で言っていましたが、帰る場所があるというのは素敵な事です。
倭はこれから、新しいプログラムを引っさげてまずは半年間のヨーロッパツアーに出かけます。次のプログラムのタイトルは「我武者羅」です。ただ今、寝る間も惜しんで新曲の練習に励んでおります。さぁ、タイトルに負けないように頑張るぞ～！！！
行ってきまーす！そして、また帰って来まーす！
皆さんも１年間お元気で！

１月２３日（日）　オランダにて５日間のリハーサル

１７日に日本を出発した私たちは、まず一旦オランダのアムステルダムへ。
ここで５日間のリハーサルを行います。去年までの２年間は「祭」プログラムでした。
そして今年からの２年間は新しいプログラム、その名も「我武者羅」です。
いかにも、体力を消耗しそうなタイトルです。こうなったら自分の限界に挑戦、大いに意気込んでおります。
舞台がまるごと２つくらい入りそうな大きなスタジオに、サブステージも照明も持ち込んでのリハーサルです。
新しいプログラム用の太鼓の台を作ったり、色を塗ったりも並行して行います。あれもこれもで大忙しです。
リハーサルの様子を倭のYOUTUBEサイトにアップしていますのでどうぞご覧下さい。

１月２４日（月）買い出し

本日は、スウェーデンツアーの前の買い出しへ行きました。
向かうはアジア食材店。
日本人に必要なのはそう！お米！
お米がないと力が出ないのです!

１月２５日（火）スウェーデンへ

オランダから空路、ストックホルムへ。
空港からytterarnaという街へバスで移動し、到着して早速劇場に入って仕込みです。
明日はリハーサル。
そしてテレビ取材の数々。
これまた時間との戦いです。
本番初日が近づくにつれ、緊張が高まってきました！！

１月２６日（水）ytterarnaにて出演

朝３時テレビ局へ出発・・・。おはようございます。
朝５時からのテレビ番組で生演奏・・・。朝５時からの番組って・・・誰か見るのでしょうか・・・。眠たい目をこすりながら出発、でもテレビ局に着いたら大忙しであれこれ準備とリハーサル。生出演後、ホテルに戻って仮眠をとって劇場へ。リハーサルは順調！と言いたいところですが、なんだかなかなか上手くいかない・・・。細かい部分の微調整に時間が費やされます。うまくいかない部分は何度も繰り返して練習します。準備も演奏もセッティングも納得のいくまでやるのが一番！

１月２７日（木）ytterarnaにて取材

劇場に入ってすぐに、テレビ取材があって、演奏、インタビューそして各劇場毎の宣伝用映像を撮りました。お昼ご飯を食べて、また違うテレビ用の取材演奏を行い、夕方から通しリハーサル。今日も１日時間との戦いです。
ご飯もガガガ！と早業のように食べて、せかせかと動きます。
なんてったって、明日が公演初日！！！
うううー、考えるとめっちゃ緊張します。

１月２８日（金）ytterarna公演初日

はい、とうとうこの日がやって参りました。我武者羅ツアー、公演初日。
ハッキリ言って、この日の記憶はほとんどありません。とにかく、我武者羅に演奏した・・・んだと思います。とにかく、気付いたら終わっていた・・・という感じ。でも最後にお客さんが立ち上がって拍手をして下さった光景と、お客さんの笑顔を見てホッとした事だけは、覚えています。
さぁて、とにかく、始まったわけです。

１月２９日（土）ytterarna公演２日目

スウェーデン。「寒そう」と思いませんか？
そう、ホテルから劇場までの移動中、バスから見る景色は雪、雪、雪です。朝日が雪をキラキラと光らせると、その澄んだ空気と真っ白の世界に目を奪われます。晴天でも、気温はマイナス４度とバスの温度表示にありました。
寒い国ほど、建物の中の暖房はしっかり効いているので、外にいる時以外は暖かいです。
さて、公演２日目。今日は午後から劇場でワークショップを行います。約２０名の人に１時間の和太鼓指導。みなさん、大きな声を出して、腕を大きく振り下ろし、最後にはスッキリした表情でした。