朝７時１５分魂源堂を出発。
２班に別れての行動です。
１班は奈良県磯城郡の田原本小学校で公演。
１班は関西国際空港へ向かいます。
１１月２２日よりスタートする“倭ＥＵＴｏｕｒ２０１０　３ｒｄ　Ｐｅｒｉｏｄ”
その前にドイツはハンブルグにてイベント出演です。
お馴染みのオランダＫＬＭ航空で経由はオランダスキポール空港。
ヨーロッパはすでにクリスマスムード満開です。
しかし、私達はウカれてなんか居られません！！
頭をツアーモードに切り替えましょ。まずは英語・・・ドイツ語？

コングレスセンターハンブルグ。
ハンブルグ中央駅のすぐそばにあります。
大きな大きな“ＲａｄｉｓｓｏｎＨｏｔｅｌ”があってそのスグお隣。
もう何年も前からその存在は知っていましたが、中に入るのは今回が初めて。
大きくて立派なスペースに美しくテーブルが並べてありました。
なんだか気品の漂うパーティーです。
品を損なわないように倭魂元気にはじけましょ〜！！

倭がドイツでツアーをさせて頂けるようになったのは１９９９年から。
それから毎年２ヶ月〜４ヶ月ドイツ全土をツアーし続け、かれこれ１１年。
ドイツ３０都市、３５３公演。
そこそこ名前も知れる存在になっております。
イベントにも呼んで頂く機会が増えました。
倭のツアーに絡めての依頼が多いとは言え、前だか後だかにくっつけた日程。
日本からの出張演奏です。お金のかかったイベントばかり。
今回のもスゴい！たくさんのスタッフにたくさんの機材。
大きなステージの両サイドには大きなスクリーン。
その大きさ、そのアップに倭の面々は耐えれていたのでしょうか？！

ハンブルグでの一大イベントも無事終了致しました。
移動です。
キーン！とひとッ飛び！！
オランダスキポール空港から電車で、向かったのはアムステルダムです。
セントラルステーション。工事中という事でややこしいルートで行かされた。
案の定。失敗しました。
行き過ぎ。車掌さんが乗車券を見に来たので発覚。命拾い。
しかしなんや特別なカードがないと買ってはいけないらしい『ディスカウントチケット』なるものを買っていて怒られた。

次の駅で降りて、切符を買い直して引き返しました。
今日から日本に居る残りのツアーメンバーが合流するまでの６日間アムステルダムに滞在します。

アムス滞在班。第一日目の仕事は積み込みです。
“倭ＥＵＴｏｕｒ２０１０　３ｒｄ　Ｐｅｒｉｏｄ”の太鼓と機材。
アムスから電車でピーターシュミットの倉庫へ。
『ＰＩＥＴＥＲ　ＳＭＩＴ』のロゴが輝くダークブルーのトレーラーがズラリ！！
いつ見ても壮観です。
我等が『ＹＡＭＡＴＯトレーラー』もお行儀良く並んでおりました。
今回は一緒にツアーに行きません。
ロシアのトラック会社で回ります。
そのロシアからのトラックの到着が遅れに遅れてタイムリミット。
ＹＡＭＡＴＯのコンテナを開けて必要な物を全て出して私達は練習の為にスタジオに向かいました。

今回のアムス滞在期間の練習用に日本から桶胴太鼓を送っておきました。
その荷物の到着予定は昨日。
１日遅れて今日届きました。
スタジオに運び込んで梱包解き作業。
面と胴をバラして梱包していたので組み立てです。
昨日は太鼓がなくてスタジオにあった椅子を並べて練習しました。
ばちにも椅子にも悪そうなのでポスポス打ちです。
組み上げた桶胴を並べて打ってみると『あぁやっぱり太鼓の音は良いなぁ〜』と実感。
思う存分打たせて頂きました。

今日は練習以外に予定はなし。
太鼓を組む必要もありません。
びっちり練習。
でもやっぱり太鼓の数は足りないので椅子も出動！！
いつもは有り余る程の数の太鼓と大音量でなかなか自分の音も聞き取れません。
しかしこの状況だと否が応でも聞こえます。
ここぞとばかりにシビアな練習！！個人個人の技術の向上を目指しましょう！！

アムス滞在、練習の日々も４日目を迎えました。
トラムの乗り方も慣れたもんです。
アムスの街中には至る所にレールがあります。
道路と同じ高さ。車も走るし、人も通れます。
歩いている肩の際際をトラムが通り過ぎる事も多々ありました。
沢山の路線を全く理解出来ていなかったのでほとんど乗った事がなかったのですが、今回は５日間のパスを購入。乗り放題です。
とは言え『９』のみ。
アムステルダムセントラルステーションからメインストリートを抜けてちょっと郊外へ。揺られること１０分。
“Ｐｒｅｔｏｒｉｕｓ　ｓｔａｔｉｏｎ”下車。スタジオ『ｍｕｚｙＱ』に到着です。
『毎度！』と声を掛けて。さぁ今日も技術の向上だ！！

今日はアムスのワークショップをお借りしての作業です。
なんでも自分で作ります。

６日間のアムステルダム滞在期間を経て移動。
“倭ＥＵＴｏｕｒ２０１０　３ｒｄ　Ｐｅｒｉｏｄ”ついに始まります！！
昨日の夜、日本から倭代表小川と共に４名が合流。
ツアーメンバー１１名揃いました。
まず最初に降り立ったのはウクライナ！！
なんとっっ！！倭訪問５０カ国目になるのです！！！！！
スゴい！！メデタイ！！ウクライナ、キエフ！！
どんな雰囲気か全く分かりません。ロシアっぽいか？
寒いです。でも心晴れやかに！！“祝５０カ国”で派手にいきましょう！！！

なんてことですか？
ツアー始まってもいませんのに！！
ＯＦＦです。
しかもこの１ヶ月唯一のＯＦＦ！！
右も左も分からない。言葉も全く通じない、この寒い寒い大都会で、私達は１日お休みを頂けるのです。
「さぁ何しよう・・」とりあえずランニングで体が芯まで冷えたら、熱いシャワーを浴びて一心地。
トレーニングジムに行ったら、昼ごはんはウクライナボルシチ？いくら？
（皆さん知ってました？『いくら』はロシア語なんですよ）
しかし日が暮れるのが早い！！３時半には薄暗い。
仕方ない！！今日は早く眠るとしましょう！！(ｏ￣∀￣)ノ”ﾄﾞﾌﾞﾗｰﾆﾁ!!（おやすみなさい）

“祝倭５０カ国”の記念すべきウクライナ公演。
今日は取材がいっぱいです！！
朝６時半出発でＴＶ局へ。テンションの高い司会が３人！！
圧倒されそうなところを「そうはさせるか！！」とばかり早朝の生放送で派手に登場〜！！
２ツ目のＴＶ局は１ツ目よりは落ち着いたおじさん司会者。
でも演奏後はテンションを上げてトークされておりました。
皆さんプロフェッショナルです。いつも感心。色々と勉強させて頂いております。
ラストの取材は劇場で。開場直前にワラワラと増えていった取材陣。
ロビーに集められて取材。質問攻めです。
開演ギリギリ１５分前まで続けられました。
興味を持たれている証ですよね。ありがたいことです。ジャクーユ！！

来ました！！ロシアツアーの醍醐味！！
シベリア鉄道２４時間の旅！！
私個人は３度目でしょうか・・。何度乗っても・・・遅い！！
「横走っても一緒に次の駅に着くで！」って感じです。
でも、ゆ〜っくり出来るチャンスです！！
いやいや・・まだ１回しか公演してへんがな・・・(*´・ω・)ゞ‏
乗り込むや否や、それぞれのスペースを快適に確保。
「さぁ〜飲むぞぉ〜！！」そして「寝るぞぉ〜！！」いやその前に「食うどぉ〜っっ！！」
最高ですね！！(*´ゝ∀・｀)　ﾟ.+:｡

昨日からのシベリア鉄道２４時間の旅。まだ続いておりました。
飲んで、食って、しゃべって。寝た。夕方に眠りについて、そして朝まで。
ずっと。ずっと。ず〜っと。寝てた。み〜んな。
ガタンゴト〜ンという電車の音と揺れは本当に素晴しく快適な眠りを与えてくれました。
朝１０時半到着。
寝過ぎてボケた頭でホームに降り立って
「キャーッッ！！(｡≧Д≦｡)」
「寒い〜っっ！！」
頭も体もシャッキリ！！ロシアツアーの始まりです！！

驚きです。ロシア。照明がスゴい。
立派な灯体が沢山吊ってありました。
しかも新型。倭が来年使おうと目論んでいるタイプ。
「これは使わない手はな〜い！！」
何かと仕込みに時間がかかるので、持ち込みの照明を吊り込む時間をカット出来るのも大きなポイントです。
数や位置のチェックをして、倭のプログラムにアジャストするのは玉井碧の仕事。
しっかり頼むよ！！碧くん！！

今日も電車です。
時間はたったの３時間。
「なぁ〜んだ、短くてつまんないの〜！」と言いつつも
大量の食べ物を買い込み、乗り込んだ電車は「新幹線？」。と〜っても近代的だった。
「食べても良いんかなぁ・・」とおそるおそる。
「良いよ♪」と現地のスタッフに聞いて安心。
食べ始めるとテンションが上がって大盛り上がり。
お腹も膨れて「さて寝るか・・」と私達が黙ったら、電車の中はと〜っても静かでした。
ロシア人はクールです。外の気温にマッチして。
うるさくしてごめんなさ〜い！｡ﾟ+.(人´ω｀●)ﾟ+.ﾟ

モスクワです。倭訪問は６回目？いや・・７回目か？
そらもぉチケットは飛ぶように売れております！！
キャパシティも大きくなって！！６０００？
おいおい・・・そんなに売れるのかい？
チケット売り場には大きなポスター。
渾身のバットばち！玉井碧。頑張れ碧！！
隣のポスターに負けないで〜！！しっかり売るのじゃぁ〜っっ！！

今年はスゴイ！！またしても初訪問国です。
ロシアはモスクワからシベリア鉄道に乗って１０時間。
その栄えある訪問５１カ国目は！！
ベラルーシ！！！
・・・って、知ってます？
私は知らなかった。ウクライナもあんまり知らなかったですが。
でももっと知らない。ベラルーシ。ベラルー市？ベラルー氏？
なんてふざけてたら怒られますネ。せっかく呼んで頂いたのに！！
スグちょけるのは悪い癖です。(○´∀｀)ゞ
よっしゃあ！！「初めまして！」の倭です！！ベラルー市民・・・じゃなくて、国民の皆様を「あ！！」っと驚かせるぞぉ〜！！

来ました！！倭訪問５１カ国目。ベラルーシ共和国！！ミンスクという名の町です。
さっっっっっぶい！！！
めっちゃくちゃさぶいッス！！(〃>Д<〃)
町中が真っ白に凍りついております。吐く息も凍る・・。
外は雪。積もった雪が凍った上に尚降り積もる雪・・。
搬入口がお客さんの入り口と同じです。
正面エントランス大きな広い階段からの搬入です。
ステージハンドと呼ばれるバイト君が沢山居ました。
皆雪の中元気に行ったり来たり・・。
本当に沢山の人達の陰ながらの働きあっての舞台です。
皆さんの働きに応えるべく、私達は汗水たらして演奏します！！

今日はフライト！！
ロシアからシベリア鉄道１０時間の旅にてやって参りましたベラルーシ共和国の皆様を「あっっ！！」っと言わせて、お次はまたまたロシアへ逆戻りです。
カリニングラード。
「聞いたことなぁ〜い！！」ですよね？
初めて訪れる町です。楽しみです♪
フライト移動の今日はお天気。はなんと『あ・お・ぞ・ら〜！！』まで見えています。
“倭EuropeＴｏｕｒ2010 3ｒｄ Ｐｅｒｉｏｄ”初の晴れ間！！
私達のフライトを爽やかに演出してくれております。ヽ（●´∀｀）ノ
ま、３時半には黄昏時になるので、飛ぶ頃には極寒でしたが・・・。
カリニングラードも寒いかなぁ。